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2008年9月27日 (土)

ジバチとの戦い! (珍しく長編ブログ)

先日のブログにて蜂の子とり(ジバチ)の様子をご紹介しましたが、社長がまたジバチの巣を発見してきましたので、またジバチとりの様子をブログにアップしました。

Jibatinaga1 今回のは巣の入り口がこんなに大きい大物が期待できます。ここは草刈が終ったばかりの場所です。作業中に刺されなくて良かったです。

数年前、同業者のⅠ社長が弊社によってくれた時、うちの社長に[草刈をしていたら腕がチクチクしてきて小石が飛んできて痛いのかなぁ~なんて思って腕を見たらジバチが刺していた] なんて話をしていました。

そこでうちの社長・・・「場所は何処ですか?」 後ろで話を聞いていた私は「え~!場所は気になるけどまず大丈夫ですか?が先でしょ~!」と思った記憶があります。 もちろん数日後にはⅠ社長を刺したジバチが私達のお腹の中にいた事は言うまでもありません

話は戻りまして、今回見つけた大きい入り口の巣。 仕事も終った夜20:00、私は社長と2人 巣の前に居ました。通常ジバチは夜になるとみんな巣に帰り、入口には見張り番(門番?)の蜂が2~3匹待機しているのですが明かりを照らしても入口には誰もいません。

「あれ!?おかしいな」なんて思いながらもいつもの様に煙幕に点火し穴に入れフー!フー!と息を吹きつけ巣の中に煙を送り込みます。今回は入口の穴が大きかったので念の為、もう1本煙幕を使いフ~!フ~!

Jibatinaga2 Jibatinaga3 Jibatinaga4

よ~し掘ろう! この時は何とも言えないドキドキ感です。言うなればグリコのおまけの箱を開けるときの様な期待感なんです。

しかし掘ってみると・・・「あれっ!?何も無い!!」社長、昼間たくさん居たと言っていたのに・・・周辺も掘ってみるけど見つからない・・・入口の向かっていた方向に1m程行った所に木があり、木の下まで掘ってもまだ見つからないのです。

おかしいな・・・と諦めかけましたが念のためその木の周りも掘ってみてダメなら諦めよう。

スコップで木の周りを掘ってみたら「サクッ!」何とも柔らかい感触がありました。

「ここだ!」落ち込んでいた2人のテンションが一気に上がりました入口の穴から巣までこんなに遠いのは初めてでした。きっとこの土地の下にはすぐに軽石の層があったので横に穴を掘っていき木の根っこの下を通り入口や巣を作ったのかもしれません。

そこからは、スコップから鍬に持ち替え少しづつ掘っていきます。すると下から念願の巣が出てきました!

「やった~~!!」

「うん!?」

明かりを照らし良く見てみるといつもと様子が違いました・・・巣の中の成虫達が明らかに攻撃態勢を整えこちらを向いているのです ゾクッ

「こ・・・こんばんわ」 私達2人の4つの目と蜂たちの数十個の目が牽制しあう事、数秒・・・慌てて社長が持ってきていた濡れタオルを巣にかぶせました。

そうです!入口から巣までの距離がありすぎて2本の煙幕の煙が巣まで届いていなかったのです 危なかった・・・

そうしてタオルの横から本日、3本目の煙幕を入れて・・・私達の完全勝利

Jibatinaga5

今回は入口の大きさによる期待の割には小さかったです。。。

また根っこがたくさんある所に巣があったので巣の形もあまり綺麗ではなく掘り出すときにもボロボロと壊れてしまいました。

本日の成果はこちらです

Jibatinaga6 Jibatinaga7 Jibatinaga8

ジバチとりは蜂に襲われる心配もありますが他に、夜、林の中で煙幕に点火したり、スコップや鍬で穴を掘ったりしますので、もし蜂とりを知らない人がこの光景を見たら放火や死体遺棄とかに間違えられるんじゃないか?という心配もあったりします

ジバチとりにはくれぐれもお気をつけ下さい

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